ドイツ3日目は、朝8時にホテル出発。
バスで約1時間かけて、クレフェルトの郊外にある、
クルト・トゥホルスキースクールに到着。
日本で言う小学校ですが、
環境が特殊で35カ国の子供が通っています。
親の半数が定職に就いていないという事情を、
校長から聞いて、これは大変な学校だなと思いました。
建物は、植物園のような中央ホールを核として、
そのまわりに教室が配置されて、
休み時間のコミュニケーションが図れる工夫がしてあります。
(実際は、外にエスケープしないようにとの工夫)
校長から、最上学年は手に負えない事を聞かされ、
「あなた達の国はどうなのか?」と逆質問をされました。
しかし太陽熱発電、屋上緑化と15年前からのシステムが、
見事に機能していました。
次も同じ小学校ですが、45分かけてハーン・グリュイテンの、
ルドルフシュタイナー学園に着きました。
ここでは17年前に日本から来た、
女性の先生が私たちを迎えてくれました。
先生も、久しぶりに日本語が話せるのか、とても嬉しそうでした。
シュタイナー学園は日本にもあるように、
私立の子供が通う、先に訪問した小学校とは正反対の?所です。
私たちがホールに入ると、低学年の生徒が自然に1人2人と集まり、
歓迎の歌を歌ってくれました。感激です!。
ここは、施設も充実していましたが、
子どもたちが小さな時から、
将来の方向性を考える教育、実習をしていました。
その設備も子供相手ではなく、
立派な工房として、機能するようなものでした。
そこで遅いランチ(給食)を食べながら、
先に見た大変な学校の校長が最後に言った一言を、思い出しました。
「皆さん方が見たこの小学校が、ドイツの全ての小学校ではありません。」
この意味深な言葉は、深く考えさせられました。
この後、個人住宅と教会の2カ所を廻りました。
いよいよ明日は、ライン川沿いの旅です。
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