ぐりんぐりんⅡアイランドシティ中央図書館(案)
本から始まるコミュニティ本と緑とカフェテラス
Green. book. cafe terrace
福岡市のアイランドシティに、2005年に造られた通称ぐりんぐりん。
花博メイン会場として大勢の見学者で賑わった未来建築も、6年を経過した今、来場者もまばらな施設となってしまいました。世界的に有名な建築家に依頼して造った建物が、閑散としているのは辛い事ですし、福岡市民としては莫大な損失です。
そこで東区には少ない図書館を、緑をキーワードとした体験学習型施設に、コンバージョンしてみました。夏冬の温度差のある時や、春秋の公園での一時を有効に活用出来る、全国にも無い、全天候型で自然を楽しめる図書館はいかがですか?
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(C)ame■本のハシゴ
南ブロックは、ワークショップ等の既存空間はそのままで、
温室3は、全面一般図書コーナーとします。
放射状に広がる本棚を、中2階の回廊がハシゴ状につながります。
人や本の状況や位置が一目で分かると共に、
本をハシゴするという意図のもと、
両サイドと中央には、以前の温室で使われていた樹木を配します。
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(C)ame■本のジャングル
北ブロックは子供の図書コーナーとし、
話し声や動きのある、アクティブな空間を作ります。
中央ボイドは、緑化された2層の空間内側を本棚で構成し、
大樹のような緑の祠の中で、読書に勤しみます。
廻りを囲む本棚は、大人が見える高さに押さえて、
子供には期待感や探究心を感じる、導線配置にします。
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(C)ame■木漏れ日の読書コーナー
南ブロック屋上からのスロープを下ると、
4つのマッシュルーム型屋根の、テーブルコーナー。
木漏れ日のあるスロープ下の本棚から、
専門書を片手にテーブルへ。
隣り合わせたビオトープの草木や、
生息する蝶や虫を本と対比しながら、
自然体験型観察コーナーとして、
親子のコミニュケーションの場として、
活用されます。
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(C)ame■ビオトープカフェと本
散策や読書に疲れた後には、
水の流れるビオトープを見ながら、
ちょっと休めるカフェコーナーで一時を。
カウンターからの眺めは、
アウトドアガーデンのような借景となります。
既存の緑の相談室は管理事務所に移設し、
利用する人との、より一層の活用を図ります。
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(C)ameこの「ぐりんぐりんⅡ」イラストプランはフィクションであり、ピーアンドエル独自の発想とデザインから生まれた、仮想図書館計画であります。
実際の計画とは、何の関係もありません。
fukazawa
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