何とも大げさなタイトルですが、
ふと、「人間って一生にパースを何枚描けるのか?。」という素朴な疑問。
以前から気になっていたのですが、
カウントするのもめんどくさいし、資料を分類している訳ではないので、
のびのびとなっていました。
30代の頃、誰かが「3000枚がいいとこだね。」と言っていた様な、、、、、。
それから30年、またこの疑問が湧いてきました。
で、新スタッフの高山君にお願いして、仕事の合間に調べてもらいました。
ついに、出ました、、、、、、!。
2014年7月25日現在、
5082枚!!。
仕事で描き始めたのが27歳。
40代半ばにスタッフが入って3人体制になり、
50代からは加速度的に増えた様な気がします。
と言う事は、私が3000枚でスタッフが2000枚?。
誰かが言ってた事が、本当に当たっている!。
「1人でやっているお方、3000枚で終わりですよぉ~?。」、てな事はありませんから。
ちなみに、一番最初にお金をもらったパースがこれです。
パース posted by
(C)やぎつたない技量で、精一杯描いた初めての作品です。
まだエアブラシも無く、ひたすら筆と画材で絵の様に描いていました。
これがこの後、私の人生を決めてくれる事を知る由はありませんでしたが。
で、気がつけばスタッフ3人に囲まれて、
5082枚のパースを描いていました。
内訳は
戸建住宅 1733枚
マンション 1301枚
商業大型施設 1907枚
その他(マップ/イラスト) 141枚
これは全て写真データで残っている作品のみで、
納品時間がなく記録していない作品や、
マンションのタイプ別鳥瞰間取りパースは類似品なので、
残していません。
それらをカウントすると、まだ増えます。
これ以外に、ラフ画やアングル案の線画、下描きの線画、トレース、インクの墨入れ等いれますと、
原画1に対して、最低4回は描いていますので、
5000×4で20000枚!。
(昔、海底20000マイルっていう小説がありましたが、私の場合は描いて~20000枚。寒)
さらにエアブラシ時代にはマスキングという、修行?がありました。
振り返ってみると、クライアントや制作会社、スタッフや仲間、家族やペットにささえられて、
ここまでやってこれました。
この5000枚から、新たに加わるパースを楽しみにして、
これからも描き続けます。
fukazawa
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